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Tuesday, February 26, 2013

道具の選択

つい最近、佐藤成史(以下、成史さん)さんの本を2冊買った。感想はしっかりと読んでから、ブログに掲載することにして、現段階で思ったことを書き綴ってみます。

今冬からニンフフィッシングを始め、騙し騙しやりながらもなんとか魚を釣り上げることができ、もっと詳しく知りたいと思って、成史さんの本を読んでみました。基本的にいつもお世話になっている、Anglers Hutの店長のアドバイスだけで十分結果を出すことはできるのですが、自発的に学びたい欲求が常にあるため勉強し、とても良い刺激になりました。
今までドライフライを行ってきたのですが、ニンフになると、それに合わせた道具が欲しくなる・・・。成史さんの本にも書いているのですが、ニンフをするなら8ft〜8.5ftくらいの長さのロッドが良いと書いていましたが、現場で経験すれば納得!特にニンフフィッシングの中のアウトリガーだと、場所によっては9ftくらいのロッドが欲しいくらい。

どんな世界でも共通していると思うのですが、「何か」をするためには「道具ではない」という意見があります。たしかに技術によってカバーできることもありますが、物理的に不可能なこともあるため、やはり「道具による」ことで出来ること、出来ないことが決められてしまう事実もあると思います。また、フライフィッシングのように趣味の世界では、「いかに気持ちよく楽しむか?」が重要になってくると思いますし(少なくとも自分はそう思っています)、そのためには道具の選択が非常に重要になってきます。良い道具はたしかにお金もかかりますが、その分愛着も湧きますし、何よりも釣りをしていて気持ちがいい!趣味の世界に限らず、貨幣という制度がうまれてから、多かれ少なかれ何かを通して「感情」を経験し、その感情にお金を払ったりしていることが多いように感じます。「モノ」を買うのではなく「感情」を買うということですね。

Monday, February 18, 2013

Nymph Fishing 3

三度目のニンフフィッシング。一回目、二回目と失敗を重ねてきたことにより、どうすればよいか理屈ではわかったような気が・・・。そのわかったような気が、上手くいくのかいかないのか、確かめるためにフィッシングへ!



モノトーンの世界
2月の中旬ですが、まだまだ雪は降り積もり、北海道は冬です。



釣り場について、まずは川が凍っていないことに一安心。実は、今日の釣り場に着く前に、別の川に入る予定でしたが、その川が凍っており釣りができない状態に・・・。この時期は釣りが成立するということだけで、不思議と何匹か釣れたときのような気分になりますねw

さすがに何も釣れない日が続いていたので、まずは1匹釣りたい・・・そう思っていたら、釣れました!(途中まで諦めムード漂っていましたが)



測るものを持ち合わせていないため、正確な大きさは不明ですが、おそらく尺近くのイワナ。大きさよりも、この時期の1匹は本当にありがたいです。

今回のフィッシングは、サイトフィッシングで魚が丸見えでした。数少ないサイトフィッシングの経験上、「見える魚は釣れない」でしたが、Anglers Hut 店長と釣り仲間であるTSさんの事前アドバイスのおかげで釣り上げることができました。冒頭の「わかったような気」は、今回どうやら正解だったようです。また、今までは半信半疑なところもありましたが、全く同じフライの種類でもカラーを変えるだけで、反応が変わってくることも体感しました。

ニンフフィッシングで結果出すこと(釣り方も腑に落ちた)ができたことだけではなく、魚の行動を観察することで、魚の習性もほんの少しだけわかったことも大きな学びでした。
餌が少ない時期(それとも無い?)に魚がとる戦略・・・「必要最低限の行動で、体力の温存」が今時期の魚の戦略であれば、なぜあのような場所で、なぜあのような行動をとるのかよくわかりますね。とても合理的で頭が良いと思いましたね。


あと1ヶ月もすれば、早いところではドライシーズンが始まると思いますが、今回のように魚の行動を観察してみると、今までとは違った角度で状況を把握し、アプローチを考える必要がありますね。とても勉強になったフィッシングでした。

Monday, February 11, 2013

Nymph Fishing 2

前回と同じ釣り場に行こうと思いましたが、気温も低く、午後から吹雪や雷が鳴るとの予報だったため、急遽近場で釣りをすることにしました。

釣り場に到着して用意をしていたところ、インジケーターを忘れたことに気付き・・・若干テンションが下がったのですが、しかたなくインジケーター無しで釣りを開始することに。
寒さは問題なかったのですが、やはりインジケーターが無いと、どこにフライがあるのか全くわからない・・・。さらにスプリットショットを付けてみたのですが、インジケーターのみを付けたときより、更にキャスティングがやりにくくなりました。油断するとすぐライントラブルになりますね。

生命反応は・・・今日もありませんでした。でも、なんとなく誘い方?がわかりつつあるような気がしました。次はインジケーターも忘れずに、前の釣り場でじっくり釣りをしてきたいと思います。



釣れないときは、いつもの散歩&写真。
フライフィッシングを始めてから、釣れないとは思っていても、釣りに出かけたくなります。写真も面白いですが、なによりもキャスティングが面白い。無性にロッドを振りたくなるんですよね。



今日の天気は晴れたり吹雪いたりの繰り返し。四季があって冬は冬で美しいですが、もう少し北海道は冬が短くなってほしいものですw



早くこういう瀬から魚が出てくるような時期に釣りがしたいものですね。ニンフもいいですが、やっぱり僕はドライが好きです。

Friday, February 8, 2013

CDC Dun

3月までに1年分のフライを巻こうと計画していたのですが、なかなか計画通りにはいきません。1年分どころか1ヶ月分あるかどうか・・・。ドライフライで釣りが成り立つ時期まであと少しなので、せめても春のフライだけでも今月中に巻いてしまいたいですね。



CDC Dun(シーディーシー ダン)
去年の夏のイブニングでこのフライを使って、良型のイワナを釣ることができました。ただ、魚が釣れてしまったら浮力がなくなるので、フライの交換が必要になります。個人的に良い思いをさせてもらったフライ且つ、本数が必要なフライなのでたくさん巻かなければいけません。



CDC Dun(シーディーシー ダン)とSparkle Dun(スパークル ダン)



使用しているCDCはこれ。一本一本の繊維が非常にきめ細かく、美しいです。タイイングって、単純にフライを巻くということだけではなく、マテリアルと向き合う時間でもありますよね。生命が宿っていた一部を眺めながら思いを馳せたり、触感を楽しんだり・・・美しいマテリアルに触れるだけで心が満たされることもあります。

Thursday, February 7, 2013

Patagonia Atacama Pack

去年から釣りのときに使うザックを探していたのですが、やっと決めることができました。



Patagonia Atacama Pack(パタゴニア アタカマ パック)
パックの中央部分には、スノーシューなどの取り付けもできるようになっているので、来年の冬の釣りにも大活躍間違い無し!



このパックの一番惹かれた部分がこれ。全面部分のファスナーを開けると、ビニールシートのような素材で、メインスペースへの水の侵入をバッチリ防いでくれることでしょう。当たり前ですが、釣りは水場で釣りをするので、濡れたものとそうではないものを完全に分別できるのは、本当にポイント高いです。



そして絶対に外せなかったのが、サイド部分のこれ。これがあればロッドにリールをつけたままサイド部分に収納し、手ぶらで移動することができます。また、自転車に乗りながらの移動の際にも、ここにロッドとリールを収納できるのはいいですね。


パタゴニアのパックって、パタゴニアのサイトを見るかぎり、なんだか安っぽく微妙な感じがしていたのですが、実物を見てみるとそんなことはありませんでした。もともと
Patagonia Sweet Fish Pack(パタゴニア スウィート フィッシュ パック)を買う予定だったのですが、より軽量でいいものが見つかって良かったです。これで安心して一眼レフも釣り場へ持って行くことができますし、より見た通りの写真を撮ることができると思います。

Saturday, February 2, 2013

Nymph Fishing

暦上ではそろそろ春を迎える時期ですが、北海道はまだまだ冬が続きます。2月の上旬ですが、気温が高い日になるとの天気予報だったため、釣りに行くことにしました。



昨日雨が降ったせいか、水は濁り気味のような気がしました。(初めての川なので、これが濁っているのか濁っていないのか不明)

今回で2回目のニンフフィッシングですが、ドライフライの時と比べると、キャスティングが少しだけやりにくいですね。今冬は#6ロッドで練習していたため、よりロッドを止めることを意識していたおかげで、キャスティングにそこまで苦労しなかったと思います。おそらく、#6ロッドで練習していなければ、ライントラブルの連続だったでしょうw



Hare's Ear(ヘアーズイヤー)
今回使用したフライです。茶色系を主に巻いていたのですが、前日に店長からアドバイスを受け、派手目なカラーを数本巻きました。

魚は釣れませんでしたが、事前の情報通りあの魚がいました。それも大きいのがw何やっても釣れませんでしたが、久々に魚の姿を見ただけで満足ですし、サイトフィッシングって興奮しますね!



巨大つらら?
自然が作り出すものは本当に驚きと感動を与えてくれます。数年前のコンクリートジャングルの中では、決して味わえない感動です。

釣れない時は自然を観察したり、写真を撮ったり、思いにふけったりと・・・できることや、やれることがとてもたくさんあります。それと、自然の中を歩くだけで身体にも精神にも良いものです。

次回の釣りにはおそらくパック(リュックサック)も手に入っていることだろうし、一眼レフ持って釣りに行きたいですね。